治療を始める前に
当医院では、当たり前の事ですが問診を重視しております。
今の口の中の状態、全身の状態。そして患者さま一人一人の目指す所。
それらをしっかりお伺いしています。
つまり患者さまが「どうされたいのか」「どのようになりたいのか」それが分からなければ最適な治療は行えないでしょう。
「口元をきれいにしたい」「何でも食べられるようになりたい」「痛みをとりたい」
一人一人の望みは違うはずです。
尾池歯科医院は患者さまの気持ちと一つになれるようしっかり話し合い、できるだけご要望に添える治療が出来るよう心を尽くしています。
私たちは患者さまの気持ちを知り、そのお役に立ちたいのです。
治療の流れ
初診時まずどこが痛いのか、どこが気になるのかおたずねし、それについての解決を図ります。
そして2回目の来院時に、患者さまのその他の問題点等をお話しさせて頂きます。
そしてその後の治療方針を決定し、おおよその治療期間・治療方法について、ご希望をうかがい決定します。
もちろん治療の内容はその後、ご希望に応じて変更は可能です。
そして治療が終了すると、今度は定期検査へと入っていきます。なぜ定期検査が必要なのか、それは将来年齢を重ねても大きな変化を起こさない為です。
いつまでも好きなものを食べられる。そして健やかに年を重ねてゆくことが重要だと考えます。
アンチエイジングという言葉を最近よく耳にしますが、私たちは少し言葉をかえてスローエイジングを目指します。
年をとることにあらがうことはできません。
しかし、少しずつ遅らせて、健康な状態を長く続けてゆくことはできると思います。
各個人、各ステージに応じた、治療法、予防処置、生活の提案はあると思います。
歯を残すために
歯はできるだけたくさん残っていた方が良いのですが、これには少し努力が要りますし、やらなければならないこともあります。
かなりぐらついて良くない歯、根の状態の悪い歯でも、患者様・歯科医師・衛生士・技工士が協力し合うと思った以上に改善して抜かなくても済むことは多々あります。
それには、お互いの信頼と協力がなくてはなりません。
あきらめることが一番よくないのです。
しかし一方で、1本あるいは2本の歯が残っているために顎の関節に異常をきたしたり義歯の安定を阻害する場合もあります。
その場合は、勇気を持って抜歯をおすすめします。
なんでも残せば良いということでもないのです。
その場合は理解していただけるまで説明を行います。歯が長く残っているためには歯周組織、つまり歯ぐきや骨の状態も大事ですが、歯の中の神経が残っていることも重要です。神経を残せる可能性が少しでもある場合はレーザー治療・3MIX-MP法・その他あらゆる手段をとりたいと考えています。
保険ですべてできない場合もあります。しかしそれが本当に必要で患者様が希望されれば、その方法を選択していきます。まずは話し合うことです。
担当衛生士について
人には気が合う合わないというのがあります。波長がどうも…。
話しずらい等々それぞれの理由があり、あの人は苦手だと判断してしまいます。担当医もそうかもしれません。
当医院には3~4人の歯科医師に15人の歯科衛生士が在籍しています。
全員共通の目標のもとに治療を行っています。また、医院内外での研修、学会に積極的に参加して診断及び技術格差が生じないように日々努力しております。
しかし、もし不幸にも「相性が良くない」、「苦手だなぁ」、この先生、この衛生士に担当してもらいたいなどのご希望がございましたら、受付へそっとお申し出ください。
また当医院では女医と女性衛生士による「女性外来」を設けています。ご希望がありましたら受付にお申し出ください。
CT精密検査について
撮影料
歯周病CT精密検査 | 片顎:5,000円 |
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全顎:8,000円 | |
智歯CT精密検査 | ブロック撮影:3,000円 |
デンタルCT撮影 | ブロック撮影:2,000円 |
尾池歯科では、顎顔面領域の撮影のみに行うCTを導入しました。医科用のCTと撮影方式が違うコーンビーム方式のためX線の被爆量を、劇的に少なくすることができます。
医科用CTに比べ約8~10分の1の被爆量でより鮮明な画像が得られ、診断や予後の判定に大きく役立つものと思います。
安心で安全、そして満足のできる医療のために、役立てていきたいと思っています。
治療の中で必要な場合は、撮影をおすすめいたします。
安心・安全のために
尾池歯科では、滅菌消毒に特に力を入れています。
そのために4人の滅菌消毒技士の資格を持ったスタッフが滅菌消毒にあたり滅菌消毒のレベルが常に一定になるように気を付けています。