2023.12.14
現在の歯科技術
実はかなり進んでいます。
今まではトレーに盛った印象材(粘土のようなもの)を
口の中に入れて歯型を取っていたのですが、
今は口の中に専用のカメラを挿入して
3次元の歯型をパソコン上で構築します。
パソコンの上で歯へのかぶせ物や詰め物
インプラントの上部構造等を設計し
セラミックのブロックを削って
セラミック製のかぶせ物を作成していきます。
設計がうまくゆけば
ほとんど誤差のないものが出来上がります。
現在は自費のセラミック製のかぶせ物やブリッジ
詰め物に限定されていますが、
将来的にはすべての症例に適応可能になるかもしれません。
尾池歯科でもプライムスキャンという最新器を導入しました。
この、プライムスキャンにより
セラミックの詰め物や
セラミックのかぶせ物
インプラントの上部構造体(歯の部分)
については光を口の中に照射して型取りをしています。
全てはパソコンで設計されCANの総量で
歯を作っていくシステム
いわゆるCAD/CAMといわれるシステムです。
これにより非常に少ない詰め物や
かぶせ物を作ることができ、
製作時間・調整時間が大幅に短縮されます。
あの口の中いっぱいに印象材が広がり、
気持ち悪くなるということからも開放されます。